欝①

 ※閲覧注意


小学性の時の私は、小グループのリーダー的存在でした。

体育会での成績はマラソンで30人中4位くらい、なわとびや大体のものがほとんど上位クラス。


学業の成績も概ね良い方でした。

図工では上手はないものの、「頑張った」が伝わるような、手間がかかるような作品を作ったり、

算数では多数的心理学にも負けず、少数でも自分の意見を持って選び、みごと正解したりなど、

出された問題が終わり、時間が余ってたら教科書の最後辺りに無駄にある問題を解いてたりして褒められたこともあります。

できる方のグループだと思って頂ければ幸いです。

ゲームの腕前もピカイチでした。中くらいのスーパー小学生だと思っていいでしょう。








そんなある日、私は福井くんが川村くんのことを嫌いと言ってるのを聞いてました。

それを聞いて、川村くんと二人きりになったとき、

福井くんがお前(川村くん)のこと嫌いだってよ。と直接言いました。

桐島、部活やめるってよ という感じに言いました。

川村くんに悪いとこがあるので見直して欲しい、という意を込めての発言です。

ただ客観的に見ると告げ口に思われるでしょうが。


川村くん「あー!?あいつそんなこと言っちゃーのがよ(怒)」

のような感じで話はすぐ終わりました。






その次の日、私は偶然、川村くんと福井くんが話してる場面に遭遇し、こっそり聞いていました。



川村くん「ひも昨日しゃべってたんだけどあれ嘘だよな?wwwwww」

福井くん「わぁ別にお前のこと嫌いじゃねーはんでwwwwww」
   訳(あなたさまのことは特段、嫌いではありません)

川村くん「まぁあいづ(俺俺俺俺俺のことを指す)くそだわwwwww」
   訳(ひもはクソ)

福井くん「わぁもwwwwww」
   訳(ひもはクソ(同意))

ひもくん「」





私の心の何かが蠢動。

ロックマン4でデューオ様が拳の流星群を打つ技を必死に操作し回避するイメージを描く。





自分の保身のためなら他人を平気で利用し、売る。

これが、これが人間の本質だと、齢10歳くらいで知るハメになるとは思いませんでした。



これが、人間不信及び対人恐怖症、総じてコミュ障の引き金となることになったのですが・・・。


続く